■ ID
| 1391 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| 初冬季のつくば市における粒子状物質の鉛直分布
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■ 著者
| 田村勇一
東京理科大学 速水洋
(財)電力中央研究所環境科学研究所/東京理科大学 香月壮亮
(財)電力中央研究所環境科学研究所 桐山悠祐
東京理科大学 三浦和彦
東京理科大学 栗林正俊
筑波大学 長谷川就一
埼玉県環境科学国際センター 森野悠
(独)国立環境研究所 大原利眞
(独)国立環境研究所
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2011 |
■ 誌名・巻・号・年
| 日本気象学会2011年度春季大会、平成23年5月21日 |
■ 抄録・要旨
| 微小粒子状物質(PM2.5)の環境基準達成に向けた対策検討には大気質モデルが有用であるが、再現性は不十分であり、その要因として鉛直分布が挙げられる。そこで、モデル検証用に粒子数濃度の鉛直分布を把握し、地上濃度との関係を考察した。鉛直分布の観測は、光散乱計を係留気球に搭載し、つくばにおいて冬季の3日間に3時間ごとに実施した。朝の粒子数濃度は地上から約150mの接地逆転層までほぼ一定であり、逆転層で急減し、それより上空では低かった。その後混合層が発達するにしたがって粒子が上空まで拡散し、地上での粒子数濃度が低下した。夕方になると再び逆転層が形成されるため、濃度は上昇に転じた。
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